2011年09月27日
大正ロマン溢れる洋館~山本有三記念館(三鷹市)~
三鷹市散策。
次に向ったのは、『山本有三記念館』です。
昭和11年~21年まで、
山本有三先生が実際に家族と過ごされた家が、
記念館としてそのまま利用されています。
*****
山本有三
東京帝国大学独文学科在学中に、
文芸雑誌「新思潮(しんしちょう)」の創刊に参加。
同大学卒業後の1920年に、
戯曲「生命の冠」でデビューを果たす。
その後、第一高等学校 (旧制)時代の同級生であった、
菊池寛や芥川龍之介などと「文芸家協会」を結成。
内務省の検閲批判や著作権の確立に尽力する。
戦後は貴族院勅撰議員に就任し、
国語国字問題に取り組む。
1947年の第1回参議院議員通常選挙で当選を果たし、
約6年間、参議院議員を務めた。
1965年に文化勲章を受章。
代表作:『女の一生』『路傍の石』『真実一路』『米百俵』
*****
記念館の裏の庭園は、「有三記念公園」として、
一般に無料で開放されています。
その庭園も含めると、敷地面積は何と1171坪!
庭園側から観た洋館の姿がこれです。
入館料は300円。
フラッシュNGで写真撮影が可能です。
中には当時そのままの家具調度品や、
山本先生愛用の物などがズラリ!
私がすごく気になったのがこれです。
<文士寄せ書き扇(レプリカ)>
山本有三先生は勿論、
井上正夫先生
久米正雄先生
谷崎潤一郎先生
小山内薫先生
菊池寛先生
といったお歴々の方々のお名前が!
寄せ書きが書かれたのが、
森鴎外先生の没後8日目というのも興味深いです。
ステンドグラス窓も素敵です♪
記念館敷地の入り口付近には、大きな石が!
*****
名作を記念する“路傍(ろぼう)の石”
小説「路傍の石」執筆当時の昭和12年、
有三は中野旧陸軍電信隊付近の道端で、
この大きな石を見つけ、
この家の裏庭に運び込んだと伝えられています。
*****
⇒ 山本有三記念館(三鷹市)
(つづく)
☆★
⇒ 三鷹市の散策・グルメ情報 総合ナビ・ガイド
⇒ 多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』
☆
↓クリック宜しくね♪↓
にほんブログ村
太宰治先生が愛した陸橋~跨線橋(三鷹市)~
玉川上水沿い遊歩道にも太宰先生の・・~風の散歩道(三鷹市)~
笑顔が自然と溢れる夢の森~三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)~
太宰治先生の文字って・・・!~太宰治文学サロン(三鷹市)~
太宰治先生・森鴎外先生のお墓参り~禅林寺(三鷹市)~
玉川上水沿い遊歩道にも太宰先生の・・~風の散歩道(三鷹市)~
笑顔が自然と溢れる夢の森~三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)~
太宰治先生の文字って・・・!~太宰治文学サロン(三鷹市)~
太宰治先生・森鴎外先生のお墓参り~禅林寺(三鷹市)~