歴史とロマンを感じる遊歩道~多摩よこやまの道(多摩市)~

感動野郎

2011年09月24日 10:21


17日(土)に、「タマケン(多摩・武蔵野検定)」合格者の集いイベント、
『万葉のロマン・よこやまの道と多摩丘陵の歴史』に、
スタッフとして参加してきました。

最後は、『多摩よこやまの道』を一気に歩きます。
今回は東側半分を歩きましたが、それでも約5kmほどあり、
私はスタッフとして一番後ろを任されたのですが、
結構途中途中で疲れが見え始める参加者も・・・。
しかしそれでも完歩したのですから、みなさんお元気だ!
(因みに参加者は主に60歳代の方々)

*****

「多摩よこやまの道」は、
万葉集にも詠まれた防人の道です。

“赤駒を山野に放し捕りかにて
多摩の横山徒歩ゆか遣らむ”

と詠まれています。

東国から遠く北九州で国防の兵役につく防人は、
再び故郷の土を踏むことはほとんどなかったそうです。
武蔵野を眺望できる横山の尾根道で、
故郷を振り返りながら、
家族との別れを惜しんだ防人の姿が目に浮かぶようです。

この「よこやまの道」の位置する尾瀬筋は、
古代より武蔵野と相模野の双方を眺められる高台として、
また西国と東国を結ぶさまざまな交通の要衝として、
活用されてきました。

鎌倉古道を始めとする歴史街道が、
縦走、横断し、その痕跡や、
さまざまな伝説などが語り継がれています。

あの新撰組(試衛館)の面々も行き来したと考えられ、
まさに歴史とロマンを感じることができる道です。

*****

この道には、要所要所に案内板が設置されているので、
その案内を観ながらゆっくり愉しめることができます。
そういう意味では、
とにかく一度自分の足で歩かれることをお勧めします。

散策途中で撮った写真を一気にどうぞ!




最後に。。。
「防人見返りの峠」から観た武蔵野の地は絶景!
きっと防人も見返って、故郷や家族を想ったことでしょう。
天気が良ければ、
富士山や丹沢、秩父連山の山並みなども観れます。
写真の右に微かに観えるのが「西武ドーム」です。
そう、次の日にその西武ドームで野球観戦したんですよね。
いや~今後は晴れた日に来てみたいですね♪




多摩よこやまの道


(終わり)


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